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ご無沙汰しております、こんばんは。
更新どころか、この日記を書くことさえままならないことを、大変心苦しく思っています。ごめんなさい・・・。

まずは、返信不要と言ってくださったルルCスキーの方、どうもありがとうございました!あのパロは続き・結末ともに既に考えてあるので、時間が出来次第アップします。
気長~~~にお待ち頂けると嬉しいです。

NARUTOの長編も、いい加減完結させないと・・・。こちらも結末は決まってるので、あとは書くだけなのですが。だがしかし。
肝心の書く時間が取れない状況で・・・。すみません。

日乱は、3話くらいの話を今考えてます。あ、中人隊長です、思春期的な(笑)
これはぱぱっと仕上げたい。というか、最近絶対的に日乱が不足してます。

あとは、最近日台萌えが止まりません!
というわけで、電車の中で携帯にぽちぽち打っていて着地点を見失ってしまった小話の冒頭を、下に上げておきます。
ここにきて下さる方はご承知のことかもしれませんが、私の書くものなので、もれなく薄暗いです。
それでもおkな方のみ、続きをどうぞ。
反響があれば何とか不時着させて小説としてアップするかもしれません(笑)





ガバッ、とすごい音を立てて台湾は起き上がった。はあはあ、と呼吸をする。無意識の内に、自分の肩を抱きしめた。
冷や汗が背中を伝う。そこで、違和感に気付いた。

「あれ・・・?」

抱き締めた手の平から、布地の感触がする。
昨晩、というか朝方この布団に入った時には、間違いなく裸だったのに。そして、着せてくれたとも思えない。

「私、なんで服着てるの・・・?」

一人の空間であるのに思いの外大きな声を出してしまったと台湾が思うのと、ガシャーンとけたたましい音が部屋に響き渡るのは、同時だった。
弾かれるように正面を向くと、そこには日本が立っていた。食器の載ったお盆を落としたらしい。
いや、それよりも。
台湾は違和感を感じた。
日本の瞳は穏やかだし、頬も扱けてはいない。何より、纏う空気が柔和だ。

「日本さん・・・?」
「す、すみません、というか目覚めていたんですね、よかった。具合はいかがですか?」

早口で言うと、日本はしゃがんで後片付けを始めた。
その様子を見て、やっと台湾は覚醒する。いまは、1945年なんかじゃない。
2009年なのだ、と。
夢を見ていたのだ、と。

恐ろしい、夢だった。正確には、現実だった。
確かに60年と少し前、今恐ろしいと思った出来事は台湾の身にも日本の身にも降りかかっていた。
国として生きる台湾にとって、60年は決して長い年月ではない。しかしそれにしても、こんなにもリアルな夢として未だに台湾を苦しめるのだから、難儀なものだ。
台湾の身体をなぞる冷たい手の感触も、かさかさの唇も、目の前にあった痩せて傷だらけの胸板も、何も映さない瞳も、つい昨日のことのようだと台湾は思う。
もう、60年。
まだ、60年。


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